沖縄のホテル業界は絶好調


今朝の新聞の一面記事は、沖縄県が平成33年度の入域観光客数 1,000万人、観光収入 1兆円を目標とすることを策定したというニュースだった。平成25年度の県内観光客数は630万人以上となり、過去最高になる見込みだという。また、今年2月には那覇空港新国際線旅客ターミナルビルの供用開始、7年後までには、泊埠頭旅客ターミナルの供用を開始と那覇空港第2滑走路の完成させるとしている。

この流れのなか、県内のホテル業界は、今、活況を呈している。本土復帰時の昭和47年には、284軒、客室数5,745室、1万3,054人収容が、平成24年は、1,411軒(5倍)、3万8,891室(6.8倍)、9万9,061人(7.6倍)と40年で飛躍的に伸びている。復帰した頃の沖縄は宿泊施設が未発達で、ホテルムーンビーチもなく、ホテルみゆきビーチもなく、全日空系の万座ビーチホテルができたのは昭和50年代だったので、当時のホテルは、商用客や米軍相手のビジネスホテルクラスで、観光客向けのホテルとは言えなかった。ホテルらしい施設が出来たのは、その後の海洋博対応のホテルができてからだったように思う。

平成に入ると、残波岬ロイヤル、ラマダルネッサンス、ラグナガーデン、ホテル日航アリビラ、ザ・ブセナテラス、ザ・ナハテラスなどの大型ホテルがゾート法に基づくトロピカルリゾート構想により次々と開業し、この時期の沖縄観光は、「沖縄に行ってみたい」から沖縄の「○○ホテル」に泊ってみたいという傾向になり、ホテルのブランド力が高まった時期でもあった。

近年は、外資系のホテルの進出が著しい。平成24年4月には、メルキュールホテル、同5月にはザ・リッツ・カールトンとダブルツリー・バイ・ヒルトン、6月にはリーガロイヤルグランが開業した。ヒルトンは、今年9月に北谷に、再来年には金武にも開業を予定している。一方、地元資本でも、かりゆしグループが1泊3,600円というユニークな低価格ホテルを県庁前に開業した。7.44平方メートルと言う超狭い部屋を有効活用するためだと思うが、天井高が4メートルもあり、ベッドが中2階にある。夜中にトイレに起きたとき、寝ぼけて階段を踏み外さないように・・・(下の写真は、メルキュールホテル沖縄那覇(左−じゃらん提供)とかりゆしLCH泉崎県庁前(右−楽天トラベル提供)。





《追記》沖縄県は、平成25年暦年の入域観光客は、前年比9.9%増の641万3,700人と発表した。これは、過去最高だった平成20年の604万5,500人を大きく上回った。内訳は、国内が7.4%増の586万2,900人。海外が46.2%増の55万800人。国内は関西・名古屋方面からの客が増え、海外は台湾・香港韓国からの客が増えた。

このページは、平成26年1月4日付けの琉球新報と、過去の記憶、ネット情報を元に作成したものです。追記は1月21日の琉球新報より。


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