グルメサイトの口コミ


こちらに来てから、何か美味しいものを食べに行こうかと思っても店が分からない。知り合いになった沖縄県の方(うちなーんちゅ)に聞いて行ってみたが、どうもこちらの人とは味覚の嗜好が異なるようだ。

そこで、インターネットのグルメサイトで評価の高い口コミを見て、北谷町の和食の店に出かけた。「那覇市で同じ料理を食べたら3〜4,000円は取られるのに、ランチのミニ懐石なら1,700円で食べられる」とか、「本土から来た日本料理の職人が作っている。人気店なので、予約をしないと入れない」などと書いてあったので、期待して出かけた。結果は、懐石料理としては安価な値段だったが、お世辞にも美味しいとは言えなかった。

このことを店を紹介していた口コミサイトに「私の口には合わなかった」と投稿したら、正直に味の感想を述べただけなのに、サイトの管理者から「お店への批判は掲載できないので削除する」とメールが送られてきた。グルメサイトは、正直な感想を書いても掲載を拒否するのなら、口コミは"ちょうちん記事"しか掲載されないので、店にとって不都合な書き込みは削除され、いい評価ばかりになる。グルメサイトの口コミは"信用してはいけない"ものと理解した。その後、「そのグルメサイトに加盟の飲食店が、サイトからの営業を拒否したところレビュー点数がリセットされた」というニュースについては、⇒ コチラから

《注》 ちょうちん記事---取材や批評の対象である団体・企業・商品などを、持ち上げるために書かれた記事に対する呼称。有力な者に媚びへつらう者に対する「ちょうちん持ち」という蔑称に由来する (ウィキペディアより)。

口コミに投稿する少し前、『タツヤ・カワゴエ』のオーナー・川越達也シェフが、情報誌『日刊サイゾー』のインタビュー(平成25年5月19日号)で、『食べログ』などのような飲食店の評価サイトについて
「くだらない。年収300万円、400万円の人が高級店に行って批判を書き込むことがある。(中略)『食べログ』で鬼の首を取ったような批判を書いている人がいる」と回答したことで、賛否両論の論議が巻き起こっている。こんなことがあったので、私が書いた店への批判的な口コミは、削除されたのかな?
インタビューの全文を読みたい方は⇒こちらから
この記事が削除されていたらゴメンナサイ(その後、確認しましたが、平成27年4月12日現在は、まだ、見られます)。

《追記》この話には、後日談がある。川越シュフが「年収300万・・・」という話をするまで、牛丼の吉野家のHPに、『川越達也シェフが、吉野家史上、最高の「うまさ」を徹底検証』というコーナーがあった。ところが、この発言が人々の知るところとなったため、川越シェフがテレビで謝罪した。その翌日、吉野家のHPからこのページが削除されたそうだ。ネットでは、「さすが、吉野家は庶民の味方、やることが早い」と評価されていたそうな。(この追記と写真は、HP「いいな」より)



吉野家

話が寄り道したので、元に戻すと、味覚は人により異なるので、美味しいという人があれば、そうでないという意見も当然ある。店にとって都合のよい意見のみを掲載するような自主規制をしていては、そのグルメサイトの信頼性を失うだけだと思うのだが・・・。

NEW
《追記》フランス南西部のリゾート地、カップ・フェレにあるレストランを酷評したブロガーが、店のオーナーに訴えられ、約21万円の損害賠償を支払うはめになったというニュースがあった。ブロガー本人がそのレストランで食事をしたときの経験を書いたもの。店名を名指しして、「カップ・フェレで避けるべき店」というストレートなタイトルが付けられていたことから、フランスの裁判所が、このブログ記事を「営業妨害にあたる」と判断したというのだ。名指しは良くないと思うが、日本でも、あまりにも正直に書くと訴えられるとしたら、正直なコメントは書けなくなるね。

話は変わるが、先々月、本島北部に出かけたとき、昼食を食べる店を探していたところ、前のことは忘れていて、上記のグルメサイトを検索してしまった。少し遠かったが、本部町のあるカフェの口コミに「沖縄では一番、美味しいランチ」とあったので行ってみた。結果、「現在は昼食はやっていない」と言われてしまった。帰宅後、もう一度、このサイトを見たら、はっきりランチ営業と記されてあった。私みたいに行ってから残念でしたということにならないよう、そのグルメサイトに「今はランチはやっていないみたいですよ〜」とメールで知らせてあげた。それから1ヵ月半ほど経った現在、この追記を書いたついでに確認したら、修正されていなかった。せっかく、教えてあげたのにねぇ〜。
そうしたら家内に言われてしまった。「いつまで○○ログ信じてるの〜? 」。 (--、)

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