いまどき、こんな馬鹿げたことを!


「いまどき、こんな馬鹿げたことをしているのか」と、新聞を読んで驚いた。それは、宜野湾市にある市場の収穫祭で行われた「おにぎりの早食い大会」のことである。男は800グラム、女は600グラムのおにぎりを完食する早さを競ったそうだ。記事には子どもから大人まで参加してとあったが、写真には小・中学生らしき子どもが5人ほど写っていた。800グラムは茶碗に山盛りで約4杯分に相当する。

早食い大会なので、ゆっくり噛んで味わっていては競争にならない。おそらく食べるというより飲み込むに近いと思うが、消化に悪いことは さて置いて、ノドに詰まらせたらどうするのか。人が口いっぱいに、おにぎりを詰め込んでいるのを見て大笑いするのも程度が低すぎる。食べ方も私は見てはいないが、きっと「ハンザコ食い」だったろう。食べているときに戻したら、目も当てられない。

《注》ハンザコ食い---食い散らかすこと。食べ方が汚いことのたとえ。ハンザコは魚の名前。ハンザコはエサを食べ散らかすことから、こう言われる。

以前、よくテレビで放送されていた大食い・早食い番組が行われなくなったのは、それが危険なことを多くの人が認めた結果だ。放送中止のキッカケは、確か、中学生が給食の早食い競争をして窒息死したことだった。それにしても、この収穫祭の主催者の目的は何なのだろう?。こんなことで、お米の消費拡大のPRにもならないだろうし・・・。

《追記》3月16日、八重山の西表(いりおもて)島で海開きが行われ、その前日に前夜祭があった。沖縄の皆さんは、よほど早食い競争が好きなのか、前夜祭の行事で「西表島を食べつくせ」と題して一般参加の人たちが、リレー形式で早食い競争を行ったそうだ。
3人一組になり、1人目がパイナップル丸ごと、2人目が黒糖のカキ氷、そして3人目がサーターアンダギーを食べつくすと言うが、サーターアンダギーは、穴の開いていない球形のドーナツのこと。普通は直径5〜6cmだが、ここで使われたのは、野球のボール並の大きさで、これは、ノドに詰まるので、コップ1杯の水を飲むことが許されたという。また、カキ氷は、スプーンを使わず、手で口に詰め込んだそうだが、そんなことしたら体に悪いと思うけどねぇ。島の観光協会主催だが、異を唱える人はいなかったのかなぁ?。

《追記》沖縄のことではないが、平成28年11月13日、滋賀県彦根市川瀬馬場町のJA東びわこが主催した「おにぎり早食い競争」で、このイベントに参加した男性(28) がおにぎりをノドに詰まらせ死亡した。主催者発表によると、おにぎりの早食い競争は5個のおにぎりを3分以内にどれだけ早く食べられるかを競うもので、男性は5個目のおにぎりを口に入れた際に倒れ、苦しそうな様子を見せた後、意識を失ったそうだ。その後、病院で死亡が確認された。過去の教訓が生かされず、面白半分で こんな企画をしてはいけません!。

今年も沖縄県内では、スイカやトマト、モズク、アイスの早食い競争が各地で行われたのをはじめ、糸満市の「赤〇ル〇ウ創業祭」では、おにぎりの早食いとサイダーの早飲み競争が行われた。糸満市の早食いは、大人とは別に子供の部もあったという。どのイベントの主催者も、いい加減に目を覚ましてほしいと思うのだけれど…。


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