首里城火災現場、ゴールデンウィークに一般公開へ


昨年10月31日に主な建物が焼失した首里城は、現在、火災現場以外の区域は見学可能だが、正殿などの旧有料区域へは立ち入り制限をしていた。沖縄総合事務局と沖縄県、沖縄美ら島財団はこのほど、再建に向け、火災で全焼した首里城正殿の地下にある遺構を5月のゴールデンウイークに一般公開すると発表した。

2月から正殿跡の周辺に積まれた瓦礫を撤去し、瓦や文化財の分別、収集に向けた準備を始める。安全確保ができた時点で、御庭(うなー:正殿前の広場)周辺エリアの段階的な一般公開を目指すという。

そして、正殿に入るための奉神門は残すが、焼けた北殿や南殿、黄金御殿(くがにうどぅん:王や王妃の居室)と寄満(ゆいんち:国王やその家族のための台所)は解体すると発表された。また、再活用する瓦から漆喰(しっくい)をはがすボランティアを公募するそうだ。

また、世界遺産となっている地下遺構は火災前、ガラス張りの正殿床から来訪者が見学できるようになっていた。火災後はがれきが入り込み、ブルーシートで覆われているが、今後は遺構に砂を入れ、覆砂をして保護をする。また、火災で焼け残った正殿前の龍柱には傷やひびが入っているので、応急処置を実施する。

なお、県警は1月29日、現場から発見された遺留物を科学捜査研究所で鑑定したが、火災原因を特定できなかったと発表した(以上、このページは琉球新報を参考に作成)。



首里城火災現場

瓦礫となった正殿跡。正殿前の龍柱2体は残った。後方の赤瓦は世誇殿


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背景の「首里織」は、首里王府の城下町として栄えた首里において王府の貴族、士族用に作られていたもので、悠々として麗美な織物が織り継がれ、現在に至っています。この作品は、米須幸代さんの「グーシー花織」です。